漆黒の闇に浮かぶ無数の怪しい影、影、影・・・・!!!
美しくロマンティックな銀世界を前に、普通ならウットリして、ため息が出るところですが・・・
ため息どころか、ゴジラのあの曲がピッタリにも思えてきます!!
このビクッと、鳥肌も立ちそうな風景は、国内指折りの人気温泉街、
蔵王の「アイスモンスター」とも呼ばれる樹氷のライトアップです。
国内でも珍しい樹氷の聖地、蔵王では、毎年真冬のとっても寒いシーズンを狙って、
この「樹氷ライトアップ」が開催されるのです。
「温泉サイコー!」
「スキー、スノボも言うことなし!」
そんな冬の人気スポット蔵王を今回は、あえて
「樹氷ライトアップ」をフューチャーして、
その日程や時間、「樹氷幻想回廊ツアー」の内容やおすすめのツアー、
さらに、おすすめの服装からクチコミまで
まとめてドドーンとご紹介して行きたいと思います。
どうぞ、お楽しみください!!
目次
「樹氷ライトアップ蔵王2017-2018の日程や時間、料金は?観賞券は必要なの?」
このカクテルレインボーの様な芸術的風景が見られるのは、
蔵王ロープウェイの蔵王山麓駅から地蔵山頂駅までの約20分のルート上です。
期間は、
2017年12月23日(土)~2018年3月4日までの間の
限定53日間のみです!(すべての日ではありません!)
(ちなみに、2月1日(木)~3月4日(日)の最終日までは毎日ライトアップされます。
しかし、12月と1月については土、日は必ずライトアップされますが、平日は限られた日しかライトアップされませんので気を付けて良く確かめて行って下さいね!
クリスマスイブと大晦日、バレンタインはいずれもオッケーですよ!)
詳しいスケジュールはこちら
時間は、17時~21時(上りの最終は19時50分までです)
後で詳しく書きますが、このライトアップイベントは、希望者には、ロープウェイから降りた後、
「ナイトクルーザー号」に乗って樹氷を間近で観られる「樹氷幻想回廊ツアー」というロマンティックなオプションがついています。
「ロープウェイ山麓線往復」のみの場合は、
おとな(中学生以上)2600円 こども(1歳以上)1300円
(15名以上の団体で1割引)
「樹氷幻想回廊ツアー」も希望の場合は、
「ナイトクルーザー号」合わせて、
大人 3800円(中学生以上) 小人3100円(1歳以上)
となります。
ただし、もっとお得な方法も!!
山形駅前から限定になりますが、蔵王温泉バスターミナルまでの往復バス料金と、蔵王ロープウェイ料金がセットになったお得パックがあるのです!しかも予約は不要です。
おとな 4100円、こども 2050円
しかも、日帰りだけでなく、宿泊の方もオッケーなのです。
お求めは、「山形駅前バス案内所」(7時~19時営業)でどうぞ。
※すべてお支払いは、現金のみになっていて、特に観賞券や前売りチケットはありません。
ちなみに、ナイトクルーザー号は、希望日の7日前からしか予約できません。(蔵王は天気が変わりやすいですし、場合によっては、動かせないからでしょうね)
電話予約(8:30~営業時間内)の場合は、
「氏名(代表者)、人数、電話番号」が必要なので用意しておいてくださいね。
蔵王ロープウェイ 蔵王山麓駅 023-694-9518
ネットでの予約は受け付けていませんので、電話予約が出来なかった場合は、当日現地で申し込んで下さい。
「樹氷幻想回廊ツアーの内容は?」
「樹氷幻想回廊ツアー」は、標高約1661ⅿ 、氷点下10度を下回ることも珍しくない、
こんな感じのところで・・・
こんな、滅多に乗れない感じの「ナイトクルーザー号」に乗って・・・
本当に、ゴジラでも探索に行くのかっ!!ってツッコミみたくなるような、凄い乗り物で・・・
ちなみに、これはドイツ製で全長9m、定員18名!!
こんな奇妙な、代物を・・・
いくつもいくつも、真ん前で・・・
見に行くわけで~~す(笑)所要時間は、約30分くらいです。
(ロープウェイを合わすと1時間くらいです)
「樹氷ライトアップへのおすすめ旅行ツアーは?」
「樹氷ライトアップ」へのおすすめ旅行ツアーをご紹介しましょう。
まず、日帰りです。
発着が新潟西口になります。
阪急交通社の
「スノーモンスター蔵王樹氷ライトアップ空中散歩と山形鉄道乗車 米沢牛すき焼き鍋日帰り」です。
大人1名で、¥9,990円
時間が無いけど、春を前に、もう少しどこかで冬を楽しみたい~~、サクッと樹氷を見て、老舗のお肉料理も堪能したい!!、という方におススメです。
電話・・・025-244-2080
つぎは、1泊2日のツアーで、東京(大宮)発着です。
クラブツーリズムの
「ロープウェイから見るライトアップと樹氷林と絶景雪上車で朝一番に行く蔵王樹氷 2日間」
大人1名 ¥32,900円~41,900円
途中、高畠でワインの主食や熊野大社参拝、日本三景、松島散策(宮城産牡蠣のお振舞い付き!)なども
含んだ、贅沢リッチプランです。
電話・・・03-5998-2000
つぎも、1泊2日のツアーで、新宿都庁発着です。
H.I.Sの
「足元ゆったりシートバスで行く!蔵王ロープウェイ・樹氷ライトアップと雪化粧の銀山温泉&立石寺 かみのやま温泉2日かん」
大人1名 ¥23,990円~(食事朝1昼1夕1)
蔵王だけでなく、もう少し欲を出して楽しみたいという方におススメです。
松尾芭蕉ゆかりの地でのんびり・・・足元ゆったりバスは、楽チンで嬉しいですね!!
電話・・・050-5833-2811
「服装は?どんな格好がおすすめ?」
ここで、とっても大切なことをお伝えします。
それは、当日お服装です。
目指す蔵王は、樹氷の聖地、樹氷はとにかく「めちゃくちゃ寒い」ところでないと大きく育ちません。
しかも、モンスターの聖地蔵王では、マイナス10度は当たり前で、20度くらいまでは、覚悟が必要なんです!!しかも、昼間ならまだしも、「時刻は夜」ですから!!
そして、ビュンビュンと風が吹く環境も、樹氷は大好きです(笑)
もし、マイナス20度の時に風速5ⅿの風が吹けば、体感温度はマイナス30度くらいにもなります!!
そう考えると、どんな服装がいいのか・・・そう、風のビュンビュン吹いている冷凍庫の中に入って行くイメージです。
マグロやカツオが冷凍保管されているような(寒笑・・)
もう、国内では、これ以上ない、と言うくらいマックスの防寒対策をして行きましょう!!
(ナイトクルーザー号内は暖房も効いてますから、それほど心配もいりませんが、脱ぐことは出来ても、ない服は着ることは出来ません!後悔のないように。)
例えば、こんな感じが、参考になるでしょうか。雪山でのスキーに慣れている方は大丈夫だと思いますが、特に女性は、何重にも重ね着して、カイロも複数用意して行きましょう!
顔や首周りのケアも忘れずに!一番上は、エスキモーもいいでしょう。
そして、とても大事なのは、足元のケアです。
しっかりとした長靴、雪に強い登山靴もいいと思います。
「評判やクチコミはどうなってる?ライトアップの画像は?」
そして、防寒対策がバッチリ出来たら、あとは天候さえ良ければ、安心してライトアップが楽しめます。
最後に口コミを見ておきましょう。
「ナイトクルーザーで参加してきました。
元旦だった事もあり、予約は繋がるまで何度も電話をかけて
何とかチケットをゲット!
雪上車に乗る機会なんて普通ないのでそれだけでも楽しいものでした。
雪上車の中は暖房が利いているので、外が吹雪いていてもそれほど寒くなく、下山途中の下車ポイントでも5分~10分くらいなので極寒を感じる前に車内へ。
わざわざ樹氷を見に行くなら、クルーザー運航日は予約の電話頑張ってみるのも良いですよ。」
「蔵王を代表する観光名所です。ロープウェイから幾千ものスノーモンスターを見れる光景は絶景です。 例年2月頃までに樹氷が大きく成長していきますが、気候の影響でしょうか、最近はスノーモンスターの大きさもやや小さくなってきている気がします。」
こういう声を聞くと、やはり相手は自然、当たりの年とはずれの年もあるのでしょうか・・・
「ずっと見たかった蔵王の樹氷、今年(2017)の2月に夢が叶いました。樹氷のライトアップを見るため、事前雪上車ナイトクルーザー号を予約しなければなりません。あの日の予約は満員でした。
マイナス10度の山で本当に寒かったけど、天気がよかったので、幻いライトアップの景色は半端ないんです。」
寒くても、混んでても、一見の価値あり!!
「山形駅からバスで片道40分程の温泉やスキー場がある蔵王にはスノーモンスターこと樹氷が見れますが、ライトアップは限定52日で見頃が2月なので行ってきました。樹氷が見れる、地蔵尊山頂(1736m)までロープウェイを乗り継いで行きます。地蔵尊山頂はまさかの-11度の猛吹雪という過酷な状況でした!笑」
はっはっは~~、やはり、笑うしかない寒さのようですね(笑)
「まとめ」
樹氷の姿は、まさに生きているモンスターのように刻一刻と変化して行きます。
そして、形が変われば、光のキラメキも実に様々・・・
たとえ一瞬でも、この世でただ一度のあなたにしか目にできない光景に出逢えたら素敵ですよね。
その横に、大好きな人がいれば、なおのこと・・・・
モンスターも天使に見えるかもしれません(笑)
この記事へのコメントはありません。