期限切れの牛乳はどのように捨てたらいいか?
水質環境に良くないと聞いたことがある。という人も多いのではないでしょうか?
私自身もつい最近期限を切らしてしまった牛乳があったため、
以前から疑問に思っていた牛乳の捨て方について、
実際に市役所に問い合わせてみました。
スポンサーリンク
市役所の回答
市役所の下水処理を担当している部署に電話を繋いでもらい、
担当の人に聞いてみました。
「キッチンの流しにそのまま捨ててしまって構いません」
とのことでした。
ちょっと拍子抜けです。
「環境に良くないと聞きましたが、○市ではしっかり処理されるということでしょうか?」
と改めて聞くと、
「そういうことです。」とのこと。
担当の方は続けて「個人のお宅で捨てる量でしたら問題ありません。
業務などで大量に捨てるとなると話は別ですが・・・」と言っていました。
2~3本程度なら特に問題無いようです。
ごみ処理の部署の人にも聞いてみました。
「流しに捨てても大丈夫だと思いますよ。下水担当の人のほうが詳しいと思いますが。
燃えるゴミとして捨てることも可能です。」
この回答は少し意外でした。
「牛乳パックに新聞紙などを詰めて吸わせてそのままパックごと燃えるゴミとして捨ててることもできます。」
なるほど、油を捨てるときと同様の方法ですね。
地域や住んでいるエリアによって違う可能性もあるので気軽に聞いてみるといいかもしれません。
特に嫌な感じもなく、丁寧に答えていただけました。
スポンサーリンク
流しにそのまま捨てていいのか、トイレに捨てたほうがいいのか?
浄化槽の種類によっては捨てる場所を限定したほうがいいようです。
浄化槽には2種類あります。
名前の通り一つの排水源のみ浄化。
トイレだけ浄化槽に繋がっていて、キッチンや洗濯排水、風呂、洗面所は浄化槽を通らず、そのまま排水される。河川などの水質悪化の原因になっていた。
こちらも名前の通り、複数の排水源を浄化できるようになったもの。
生活排水全ての浄化をまかなうため、水質汚染を防ぐ効果が高い。
単独浄化槽の場合はトイレに捨てれば、浄化槽を通るため、環境にいい。
合併浄化槽ならトイレはもちろん、流しにそのまま捨てられるということになります。
意外な利用方法
期限切れの牛乳は飲むとお腹を壊しますが、飲む以外の利用方法もネット上で紹介されていました。
・シルバー類を30分程度沈ませてツヤを取り戻す
・お椀など陶器類を牛乳で煮て亀裂を埋める
・牛乳風呂にしてしまう
・温めて顔パックに利用する
・温めて洗顔の際に利用する
・掃除で利用する(フローリングのツヤ出し)
・チーズにすれば食べられるそう(腐敗が進みすぎると危険。自己責任で)
などなど。到底思いつきもしない方法ばかりでした。
洗顔時の方法はやってみましたが、はっきり効果が現れているかは私はよく分かりませんでした。
牛乳に手を浸すと、脂肪分が付くためか滑らかな手触りになりますが、これの効果かな?と肌にいいものか正直わからないという印象です。
続けるとより効果的なのかも分かりませんが。
まとめ
気を付けていてもどうしても飲みきれないときが出てしまうものです。
私は少し切れたくらいなら平気だろうと思って飲んでしまうこともありましたが、
やはり体調を崩してしまったことがあります。
無理して期限切れの牛乳を飲まず、割り切って捨てることも必要です。
(当たり前かもしれませんが)
実際、捨ててみて「捨ててしまってもったいないことをした」という罪悪感というか苦い思い出が、今後の飲み残し防止につながってくる気もします。
これに加えて日頃から意識的に気を付けていくようにすれば、なお良さそうですね。
この記事へのコメントはありません。