秋の行楽シーズンがやって来るとじっとしているのは勿体ないです。
寒い冬が来る前に海に山にと秋の息吹を存分に味わいたいものですよね。
そこで今回は1日で海も山も満喫できる房総半島での紅葉狩りをご紹介したいと思います。
場所は、千葉県で断トツの人気を誇る「養老渓谷」。
ひとたび足を踏み入れれば、千葉であることを忘れさせてくれるような異空間が広がります。
多くの種類の樹木が異なる趣で染まって行く様は絶景の一言につきます。
養老川のせせらぎと数々の滝、
また展望台から見る景色、歩きやすいハイキングコース・・・そして日帰り温泉も。
そんな養老渓谷紅葉2019について、
・おすすめの駐車場
・渋滞具合、混雑状況とその回避方法、平日は空いているのか?
・バスのアクセス
・おすすめのドライブコース
をお届けしてゆきたいと思います。
目次
養老渓谷の駐車場は?紅葉狩りにおすすめの駐車場は?
紅葉狩りにおすすめの駐車場を3か所ご紹介したいと思います。
「粟又町営駐車場」
千葉県夷隅郡大多喜町粟又157
有料駐車場って割に誰もいないんだけど( 〒298-0277 千葉県夷隅郡大多喜町粟又 pic.twitter.com/H7QzIt9Ne6
— でまえ-T@また来るぜさわやか信州 (@d_itchou) July 4, 2016
養老渓谷の名所の一つ「粟又の滝」近くの駐車場です。
ハイキングコースとしては最も初心者向けで歩きやすい滝巡りコース(小沢又の滝、千代の滝、万代の滝など)に行くにはこの駐車場を使うと便利です。
駐車1回につき500円です。
ただし、37台しかとめられないので日程や時間によっては満車になっている可能性もあります。
「中瀬遊歩道駐車場」
こちらはバンガロー・弘文洞跡コースに行く場合に便利な駐車場で、料金は1回500円、駐車可能台数48台です。
ここは人気の中瀬遊歩道があり、見事な紅葉を見ながらゆっくりと散策できるコースになっています。
ただ、車を使わずに行こうと思うと、これが結構大変でバスを使って、さらに数キロ歩かなければなりません。
その意味では車で行けると便利なのですが、こちらも決して広くはないのでとても混雑して、日程や時間帯によっては満車の可能性もありますので、その覚悟は必要です。
「石神臨時駐車場」
後程、「バスのアクセス」の欄でも詳しく書きますが、養老渓谷駅経由で梅ケ瀬渓谷と粟又の滝方面に臨時シャトルバスが運行されます。
主な目的は、車では大変混雑するので、いったんこの石神臨時駐車場で車を降りてバスに乗り換えてもらい渋滞を緩和しようということです。
場所は、市原市石神752番地で養老渓谷駅の100m手前の右側に位置します。
こちらは1日とめて300円。
300台とめられますので結構広目です。
慣れない道を神経を遣って運転するより気楽でいいかもしれませんね。
また、養老渓谷駅北側すぐの駅近に4か所ほど駐車場があり有料(500円/日)ですが約40台駐車可能です。
詳しくはURLをご参照ください。
http://www.kominato.co.jp/train/parkmap/map.html#Anchor-7
※さらに裏技を・・・・
養老の滝駅付近は混雑するのでいっそうのこと小湊鉄道の「五井駅」や「光風台駅」の駅近民間駐車場に止めて電車で養老滝駅へ向かうという方法もあります。
この場合はかなりの確率で駐車が可能ですよ。
養老渓谷紅葉2019の渋滞具合や回避方法は?平日は空いてる?
特に東京方面から車で来る場合は、国道81号線が大混雑します。
ひどい場合は、全く動かなくなるほど。
そこでおススメするのは、国道81号線を使わずに国道177号線を使って南下してしまう方法です。
そして国道178号線にぶつかったらそこを右折してそのまま北上すれば粟又の滝や養老渓谷駅方面に行けます。
さらに時間短縮をしたい場合の裏技もあり、国道177号線を南下して178号線にぶつかるウンと手前の
「35°12’35.4″N 140°12’59.0″E」、この場所を右折すると驚くほどスイスイと国道178号線まで抜けることができます。
もしくは、この方法を使える方は限定されますがもっと南の勝浦をぐるりと回って国道178号線を北上してくるというコースもあります。
遠い様ですが、房総半島のど真ん中をノロノロと南下してくるより余程早い場合があります。
また、土日祝日に比べれば平日の方がかなり空いています。
特に午前中、10時位まででしたらスイスイと行って帰って来れると思います。
養老渓谷紅葉2019の混雑状況は?混雑の回避方法は?
養老渓谷の紅葉は毎年11月中旬ころから本格化してきます。
ピークを迎えるのは11月下旬から12月上旬ころです。
この時期を狙うようにして11月23日の祝日には毎年必ず「養老渓谷紅葉まつり」が行われます。
祝日運転だからヘッドマーク無しかと思ってた(キハ28はヘッドマーク無し)けど、キハ52 125に養老渓谷紅葉まつりのマークが付いてた。
これはこれで良さげ pic.twitter.com/aPd20RYVHm
— Relayつばめ (@relaytsubame) November 23, 2017
ですからこの時期はとても混雑します。
とくに、11月23(金祝)、24(土)、25(日)日さらに翌週の
12月1(土)、2(日)は要注意です。
もし、可能ならば、土日祝は避けて、平日に行く方がかなりゆったりと楽しめると思います。
どうしても土日祝に行かれる場合は、午前10時頃から午後は15時位までは混みあいますので、この時間帯を避けることをおススメします。
10時位までに紅葉狩りを済ませて、午後からは別のところに行ってランチなど楽しむのも良いかもしれません。
ただ、夕方からのライトアップもとても綺麗なので是非ご覧いただきたいのですが・・・
これが見たいという方は17時~21時30分まで行われていますが、遅くなると混んできますので出来れば17時前にはスタンバイしてライトアップを見たら早めにサクッと帰ると混雑回避できるかもしれません。
2015.12.9 養老渓谷ライトアップ pic.twitter.com/eb6Sf4LGaT
— コンタ (@konta45) December 9, 2015
養老渓谷へのバスのアクセスは?
養老渓谷へのバスは、4パターンあります。
どのバスも基本的に栗又の滝行きがあります。
ひとまずここまでバスで行ってそこから好きなコースで紅葉を楽しむというのが王道なのでしょう。
粟又近辺は、樹齢100年を超える樹木が林立していて、枝ぶりも見事なので見応え十分ですよ。
ついでに養老渓谷。
紅葉満載 pic.twitter.com/wEBBLMlGmO
— Masashi Otsuka (@mercy_kujira) November 25, 2017
1.「上総中野駅」
いすみ鉄道、小湊鉄道の「上総中野駅」を降りて、「粟又行き」のバスがあります。
2.「養老渓谷駅」
小湊鉄道「養老渓谷駅」で降りて、「粟又行き」のバスがあります。
路線バス 前面展望 車窓 粟又の滝→養老渓谷駅/ 小湊鉄道バス 粟又の滝1012発https://t.co/tK1amRzzUA pic.twitter.com/rYhkgJJObd
— ジェイ23 (@beatlesmods23) February 26, 2018
3.深勝バス
いすみ鉄道の「上総中野駅」から「粟又の滝方面」間を運行しています。
運行される日が限られていますので以下のURLでよく確認してください。
基本的にバス停があるのですが、それ以外の場所でも手さえ上げればどこからでも乗車できるというなんともご親切なシステム。
ローカルならではのおもてなしに感動です(笑)。
4.「パーク&ライドバス」
11月下旬の土日祝のみですが、「パーク&ライドバス」というシャトルバスも運行されます。
石神臨時駐車場から養老渓谷駅を経由して、①梅ケ瀬渓谷方面と②粟又の滝方面があります。
渋滞緩和のために石神井臨時駐車場からの乗り換えを促しているそうです。
日程が限られていますのでくれぐれも事前にチェックして行ってくださいね。
梅ケ瀬渓谷方面があるというのは貴重です!
詳しくはこちらをご参照ください。
http://www.kominato.co.jp/news/parkbus/yourouhaiku.html
養老渓谷へのバスツアーもアリ
もし
「バスは路線がややこしい」
「別の方法で楽しんでみたい」
「やっぱり車は大変そうだ」
という場合はバスツアーを申し込んでみるといいです。
日帰りプランでしたら8000円くらいから申し込むことができます。
養老渓谷の紅葉狩りでおすすめのドライブコースは?
車でドライブして養老渓谷へ行くならおススメするのは「日帰り温泉」です。
「滝見苑けんこう村 ごりやくの湯」(千葉県夷隅郡大多喜町 粟又字ヤシウ176 TEL0470-85-0056)
男女別の露天と内湯、さらにレストランやバーベキューまで出来ますので半日ゆっくり楽しめますよ。
バーベキューはコースによっては鮎に塩焼きも食べられます。
ちなみに近くには渓流釣りができるポイントもあるので釣り好きな方にはおすすめです。
この前千葉県のごりやくの湯ってところに行ってきた?😊♨️💗
やっぱり温泉はいいね(*°0°*)身も心も落ち着きます。
写真はサイトのだけど、写真よりも自然を感じられてすごくいいところだった💕
お風呂にお地蔵さんもいたっ👼🏻!
ご利益ありますように…✨ pic.twitter.com/FbKiMq55lQ— 松田玲莉 (@smilelife_kiss) June 13, 2017
ごりやくの湯は「秘湯の宿 滝見苑」の姉妹店です。
詳細はこちら→養老温泉 秘湯の宿 滝見苑
さらにもうひとつは、早朝から大人気の「勝浦の朝市」に寄ってその後紅葉狩りをするドライブコースです。
日本三大朝市のひとつで、80軒近くに及ぶ露店が並びます。
新鮮な魚介類はもちろん、朝どれの野菜やわらび餅も美味しいと評判です。
大盛のうにいくら丼は絶品ですよ。
朝6時から始まりますからここで腹ごしらえをして紅葉狩りに向かうのはいかがでしょうか。
潮風に吹かれた後に山林の爽やかな秋風とせせらぎを感じる、何と贅沢なドライブでしょう!!
まとめ
時間が取れなくて遠出は出来ないという場合でも房総半島に足を伸ばせばたった1日でこんなにも有意義なそして贅沢な時間が過ごせます。
養老渓谷は国内でも一番遅い紅葉といわれますのでクリスマスの足音が聴こえたとしてもまだ間に合います。
どうぞ家族や恋人、友人を誘って五感震わす素敵な紅葉風景を満喫してきて下さい。
この記事へのコメントはありません。