お菓子の空き箱や、宅配便受け取り後の不要なダンボールを処分する際に
「子どもの工作に使えないかな?」
「子どもに渡したら目を輝かせて喜ぶだろうな」
と思いながらも、作品が完成した後の扱いに悩むのが嫌で、ついついリサイクル回収やゴミとして処分してしまいます。
それでも時々は、なんでも好きなものを作っていいよ!と言ってダンボールを渡すこともあるのですが、あれも作りたいこれも作りたいと気が多くイマイチ完成度の低い中途半端な作品になる我が子ら・・・笑
さて今回は、そんな子どもにとって宝の素材となるダンボールを使った工作についてまとめていこうと思うのですが、ちょっと対象を絞り込んで
小学校高学年の男の子向けの夏休みの工作としてのダンボール工作アイディア10選!
を紹介していきたいと思います。
ゲーム感覚で楽しめるものから、男の子が大好きなロボットや恐竜の作り方まで様々なアイディアが出てくるので、ぜひ参考にしてください!
高学年男の子向け丨夏休みダンボール工作アイディア作品10選!ロボットや恐竜も
ダンボールは木と異なり、ハサミやカッターで切ることができるので子どもにとっても扱いやすい素材です。
家になければ、スーパーなどで「ご自由にお使いください」のコーナーからいただいたり、ホームセンターなどでは無地のきれいなダンボールが売られていたりします。
ダンボールの大きさから可能な作品を選ぶか、作品を選んでからダンボールを選ぶか。
まずは次の10選からアイディアを参考にしてみてください。
ダンボール工作アイディア1:ガチャガチャ
鉄道模型コンテスト等で好評だった「ダンボールガチャ」販売しております。お子様の夏休みの工作にいかがですか?https://t.co/91M3keyx5t #ダンボールガチャ #夏休みの工作 #宿題 pic.twitter.com/Qs4jW5M75P
— 鉄道コイン鐵c (@oshima_c) 2016年8月24日
子どもって本当にガチャガチャが好きですよね。
ちょっと買い物に出かけるとすぐに飛びつき、親を困らせます。汗
つまみをひねって出てくる丸いカプセルの中にたくさんの夢を抱いているのでしょうね。
そこで、夏休みの工作をきっかけに、いっそのこと自分で作ってみてはどうでしょうか。
高学年向けということで、今回紹介する作り方のサイトでは「コインを入れないとカプセルが出てこない」という本物同様のドキドキ感を味わえるタイプのものが紹介されています。
カプセルの中に飴などのおやつを入れるのも楽しそうですね。
◆作り方の参考サイトはこちらから
※サイト内に動画もあります
ダンボール工作アイディア2:自動販売機
ガチャガチャに続き人気のある工作が自動販売機です。
「押すと出てくる」という仕組みがどのようになっているのかを考えるのも、とても良い勉強になります。
上の画像は近所のお友達ママさんの手作り作品です。
ボタンを押すと出てくるのは、本物のラムネ!空き缶型のラムネのお菓子を上手く活用していました。
この日の子どもたちのおやつはひたすらラムネでした。笑
◆作り方の参考サイトはこちらから
※サイト内に動画もあります
ダンボール工作アイディア3:恐竜
恐竜が好きな男の子は驚くほど多くの種別の恐竜の名前を覚えていますよね。
草食系だとか肉食系だとか、空を飛ぶタイプだとか、種別ごとに並べてうっとり。
そこには男のロマンが詰まっているらしいです。(従姉甥談ですが)
そんな男の子にとって、ダンボールで恐竜を作るのは至福のひととき。
いつかは等身大の恐竜を作ってみたいところでしょうが、学校への提出の際の持ち運びのことや家の広さのことも考えて、今回は小さめサイズのものを作りましょう♪
【動画】夏休み工作 ダンボールザウルス
ダンボール工作アイディア4:こま
おそらく、今回紹介する工作の中で最も簡単なものでしょうから、高学年といわず全学年の子どもにチャレンジしてもらえる工作です。
あえて今回高学年向けの記事で紹介したのは、
「とにかく時間がなくて1時間以内に仕上げたい!」
という、宿題ギリギリ派でもなんとか間に合う作品だからです。
ただ、高学年らしくマジックや絵の具などでかっこいいデザインを描いて少し手が込んだように見せてくださいね☆
◆作り方の参考サイトはこちらから
ダンボール工作アイディア5:ロボット
夏休みにつくった #工作 のように(❁´ω`❁)
小さくて可愛い♥手のひらサイズが愛おしい手作り #ロボットキット です。#ものづくり をする楽しさが感じられます。
専用の工具がついているので、ほかに準備する必要がなく、気軽に楽しめます。
【https://t.co/I3KVWjubVq】#東急ハンズ #ハンズネット pic.twitter.com/zGYQAdxxy3— ハンズネット (@HandsNet) 2018年7月6日
大きなダンボールを使って中に入れるほどの大きなロボットを作って動いてみたり、ロボットに動力となるものを入れて動かしてみたり。
ロボットといえば動くものなので、そんなロボットをイメージしてしまいますね。
ですが、中に入れるほどのものは宿題として提出するには現実的ではありませんし、動力になるものを扱うとなると、材料や工具を揃えたり細かい作業が発生するのでお父さんやお母さんの助けが必要になってきます。
今回は高学年の男の子であれば大人の力も借りずに、完全にひとりで完成させられるようなシンプルなロボットの作り方を紹介します。
挑戦してみてください!
◆作り方の参考サイトはこちらから
ダンボール工作アイディア6:貯金箱
貯金箱は夏休みの工作の中でも最も多い作品です。
粘土で作ったり牛乳パックで作ったり、最近ではペットボトルで作るパターンも多いようです。
そしてもちろん、ダンボールでも貯金箱を作ることができます。
高学年らしく、コインを仕分ける機能があったり、金庫風にしてみたり、仕掛けのあるタイプのものを作ってみましょう。
今回紹介する動画は、お金を飲み込んだかのように見える仕掛けがあるものです。参考にしてみてください。
【動画】お小遣いも飲み込んじゃう!貯金箱おばけを作ったよ!
ダンボール工作アイディア7:ダンボールシューター
よし本人の投稿確認!!!
ちょっと早いがてーとく誕生日おめでとう!!
約二週間かけてスプラシューターウォーターガンをオクタシューター(モドキ)にしてやったのぜ!! pic.twitter.com/yjLtjc1TfZ— ちぷこ (@ukipaya) 2017年5月29日
ゲームソフト「スプラトゥーン」の影響か、シューターをモチーフにした水鉄砲などのアイテムを見かけることが多くなりました。
そこで、ダンボールで的当てゲームができるような射撃アイテム、いわゆるシューターを作ってみてはいかがでしょうか。
遊ぶときは広い場所で、周囲に注意して楽しんでくださいね。
◆作り方の参考サイトはこちらから
※サイト内に図面ダウンロード用のPdfファイルや動画もあります
ダンボール工作アイディア8:迷路
ビー玉や小さめのスーパーボールなどを使って、ダンボールの迷路の中を転がしていくゲーム。
ゴールまでのタイムを競うなどしてお友達と盛り上がりそうです。
今回は参考となる動画を2つ紹介します。
1つ目の動画はシンプルなパターンで、特に細かい作り方は紹介されていませんが、平たいダンボールの上にビー玉の直径サイズに近い幅にカットしたダンボールをボンドで貼り付けながらコースを作っていくタイプのものです。コースはあらかじめ下書きしておきましょう。
2つ目の動画は、途中でビー玉の落とし穴があり振り出しに戻ってしまうという少し凝ったコースのものになります。
好みのタイプを参考にしてくださいね。
【動画1】コロコロ迷路
【動画2】段ボールのビー玉迷路
ダンボール工作アイディア9:玉ころがし
玉を転がすという意味では上のダンボール迷路と似ているように感じますが、こちらはスロープの上から転がしていくタイプのものになります。
紹介する動画はらせん状のスロープを作っているものです。
サイズさえしっかりと測れば案外簡単にできるようですが、一見難しそうに見えるので高学年にぴったりな作品になりそうです。
【動画】ダンボール工作 ビー玉コースター/らせんの作り方
ダンボール工作アイディア10:テーブル
兄弟が多くなかなか自分の部屋が持てない場合など、どこかに自分だけの空間が欲しいと感じることもあるでしょう。
そんなときは手っ取り早く、ダンボールで自分専用のテーブルを作って自分だけの居場所を確保してしまいましょう。
小さな弟や妹がいる場合には、椅子付きで作ってあげたりするのもいいのではないでしょうか。
◆作り方の参考サイトはこちらから
高学年男の子向けのダンボール簡単工作キット3選!
創造力を駆使して一から考え作り上げることが好きな男の子もいれば
プラモデルのように説明書を解読しながら作り上げていくことにも興味を持っている男の子もいるでしょう。
そんなときにはダンボール工作のキットがおすすめです。
今回は、時間も費用も抑えた簡単工作キット3選を紹介していきましょう。
hacomo/昆虫シリーズ・恐竜シリーズ
大好きな昆虫や恐竜を組み立てて、自分好みに色をつけてあげましょう。
組み立てていく段階の楽しみと、色をつけてよりリアルに仕上がる過程を楽しんでください。
クワガタだから「黒」、恐竜だから「茶色」などといった固定観念に捉われず自由に色を塗りましょう。
自分だけの大好きな昆虫や恐竜の完成です!
hacomo/戦国武将シリーズ
高学年になると、歴史の授業や漫画などの影響からか戦国武将に興味を持つ子が増えてきます。
私の兄も小学生の頃、城めぐりがしたいと言っては県内及び近県のお城を目的に観光していた記憶があります。当時の私には全く関心はありませんでしたが。笑
戦国武将好きな子には、鎧や兜は本当にうれしいアイテムです。
自分好みの色を塗って、自分の理想の武将を作ってみてください。
貯金箱機能付き!自動販売機
上の作品10選の中でも紹介しましたが、ダンボールで作る自販機は本当に人気です。
こちらはその自販機が作れるキットなのですが、同じく上の作品10選の中にもある貯金箱機能が搭載されています!
キットで簡単に!ではありますが、真っ白な素材なので、デザインで差をつけたいところです。
デザインは一つしか無いと思い込んで上限値を決めてしまうとアイデアは出てきません。
例えば次の2通りのことを先生に言われたとします。
・「このキットで100個以上のデザインのアイデアを出してください。」
・「このキットで1個だけデザインのアイデアを出してください」
どちらのほうがアイデアがたくさん出ると思いますか?
はい、正解は「100個出してください」のほうです。
アイデアとはこういうものなのです。
自分で限界を決めないことがアイデアのポイントです。
まとめ
いかがでしたか?
低学年のうちは、刃物など危険な道具は大人の人に行ってもらう必要があります。
ですが、高学年になるとダンボールのようなやわらかい素材であれば、カッターを使って自分でカットするなど、組み立て方法やアイディアが高度になってくるというだけでなく、道具の使い方も学び、チャレンジする必要があります。
そういう意味では、どんなに簡単な工程で仕上がる作品であっても、寸法を測ったりカットしたりボンドを使ったりといった、低学年の頃にはできなかった作業があるので、思っていたよりも時間がかかるということもあるでしょう。
夏休みはまだまだ長い!なんて優雅に構えていないで、できるだけ時間に余裕を持って、早めに取り掛かってくださいね。
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