オランダの企業が開発したCrescendo(クレッシェンド)の耳栓。
シチュエーションごとのバリエーションを揃えており、自分にとって最適な耳栓を選ぶことができます。
しかし、使い方や付け方が誤っていると本来の効果を発揮することができません。
ここでは効果的な使い方や付け方を、断面動画や実際に使ってみた体験を元に解説していきます。
目次
Crescendo(クレッシェンド)耳栓の効果的な使い方や付け方は?断面動画
下の動画は3Mの耳栓公式動画ですが、クレッシェンドの付け方も同様の方法です。
耳に装着する時の断面図と動きが紹介されています。
2:00あたりで断面図と装着シーンが登場します。
1.耳とは反対の手で耳を持ち上げる
2.曲がりくねった耳の内部が真っ直ぐになる
3.そこに耳栓を入れる
さらに下の動画では耳栓の販売店の方が丁寧に解説してくれています。
3Mで解説されている方法と同じです。
2:50あたりから実際に装着し始めています。
どこまで深く入れるのか?については
耳に手のひらを当てて当たらなければいい、と解説されています。
が、クレッシェンドは隙間が空いた分だけ効果が減ってしまいます。
しっかりと効果を出したい場合は、下の画像のように耳穴水平線から出っ張らないようにすると密閉性が高まります。
ではどうやったらここまでしっかり深く入れられるのか?
耳栓を押しながら耳の上部分をつまんでいる指をグイグイ何度か上に引っ張ります。
耳栓を押す指の力は一定です。
耳をつまんでいる指を上下にグイグイやります。
そのたびに耳栓が奥へと押しやられます。
このくらいでいいかな?というところまで来たら、耳栓を押したまま、耳をつまんでいる指を離します。
最後に耳栓を押していた指を離します。
これでしっかりと奥に入れることができます。
※人によって耳栓が最適な位置は異なると思うので、あくまで自己責任で行ってください。
痛いようならくれぐれも無理をしないようにし、おかしいと思ったら耳鼻科で診てもらいましょう。
その他の注意点
その他の注意点として、パーツ同士が正しくハマっていることが大事です。
クレッシェンドはパーツが2つに分かれています。
外側の柔らかいプラグ部分(耳壁に直接触れる)と、中心の小さいフィルター部です。
実際にパーツを分けている動画(3:18あたり)↓
このフィルター部がしっかりと水平に固定されていないとやはり効果は出ません。
説明書にあるとおり、斜めの状態になっていないことを確認して耳に装着します。
また、プラグは大小2種類に分かれているので、自分に合ったほうを選択します。
メンテナンス
使用後は耳垢などの汚れを残さないように、ぬるま湯と石鹸で洗ってください、とマニュアルに書かれています。
少し面倒ですが、汚れてきたタイミングでもいいので、こまめに洗ったほうがいいですね。
効果がない原因は主に4つ
アマゾンで全く効果がなかったというレビューも度々見かけますが、一方で劇的な効果があったという声も見られます。
効果が無い場合、主な原因として考えられるのは以下の4つです。
- フィルターが正しく付けられていなかった
- 最適なサイズのプラグを選んでいなかった(大小のどちらか)
- 装着が甘く、隙間ができていた
- 実際に使用するシチュエーションと製品の種類がマッチしていなかった
これらを見直すだけでも良くなる可能性があります。
まとめ
製品によって音域の得手不得手はありますが、例えば「スリープ」タイプでもカバーできる音域は幅広く設定されています。
クレッシェンドを使いこなして快適な生活を送りましょう!
無音にしたい人はイヤーマフとの併用がオススメ
「耳栓だけでは騒音が抑えられない」
「もっと防音効果を高くしたい」
「騒音を限りなく無音にしたい」
という人は耳栓をした上にイヤーマフをすると改善できるかもしれません。
例えばこちらのイヤーマフと併用することで相乗効果で騒音をシャットアウトできます。
どちらか片方だけ使っているときではいまいちですが、両方使ったときに真価が発揮されます。
圧迫感が上がるものの、騒音と比べれば圧倒的に天国かと思います。
Amazonレビューにも「併用で無音になった」という声が多数です。
私も実感しました。
・ドアバンがうるさい
・車のマフラー音がうるさい
・マンションの隣室や隣家の騒音がうるさい
という方は試してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、イヤーマフを使って寝るときは例えば下の枕のようなものがいいです。
イヤーマフの膨らみ部分を柔らかく受け止めてくれます。
横向き寝をしたときに布団の反発で側頭部がイヤーマフに圧迫される力を軽減してくれます。
※イヤーマフとの併用は枕の推奨使用方法ではないので注意が必要です。
この記事へのコメントはありません。