缶ジュースを販売している自動販売機は基本的に千円札のみ受け付ける形になっています。
これはなぜでしょうか?
スポンサーリンク
自販機で1万円札が使えない理由
仮に5千円札や1万円札を受け付けてしまうと、両替目的の利用者が続出してしまう懸念があるからだと言われています。
つまり120円の缶ジュースを1本買うのに1万円札で購入した場合、お釣りは9880円。
5千円札1枚
千円札4枚
500円玉1枚
百円玉3枚
50円玉1枚
10円玉3枚
仮に10人がこのように購入した場合、10倍の釣り銭を用意しなければなりません。
10倍の釣り銭ということは98800円の釣り銭。
お釣りが用意できなくなったら自販機は営業できなくなってしまいます。
1日でこれだけのお釣りを支払うことになるなら、あらかじめもっと多くの釣り銭(何十万円単位などで)を用意しなければなりません。
もしくは釣り銭切れにならないように、こまめに従業員が巡回しに来なくてはいけなくなります。
また、自動販売機にそのような大金を入れておくことは危険でもあります。
自動販売機ごと持って行かれたり、壊されて釣り銭を抜き取られるリスクもあります。
つまり企業側にとってデメリットの方が大きいということですね。
そのため、両替目的の購入者を避けたい意図があることが大きな一因と言えるでしょう。
スポンサーリンク
そもそも両替はどこでできる?
基本的には各銀行でできます。窓口や設置されている両替機で行いますが、両替機の場合キャッシュカードや両替用のカードが必要になる場合があります。
ただ各銀行とも無料で両替できる枚数や回数に制限を付けています。
1日1回や、1~50枚まで無料など。
ちなみに各銀行の年末年始のATMは基本毎日行っているので、ATMで両替ができるタイプでしたら年末年始も可能ということになります。
(ATMの稼働日は店舗によって異なります。)
両替機能が無くても、入金してから再度出金、という手順を踏めば細かくすることもできるようです。
まとめ
急に細かいお金が必要なったときに、缶ジュースを買うからお金をくずして欲しい!と思うこともあるのではないでしょうか。
コンビニよりも身近にあるのでくずせたら便利だと思いますよね。
ただ企業側の事情も最もなところです。
あとで困らないように事前に準備しておきたいところですね。
この記事へのコメントはありません。