多くの専門家の期待と予想を裏切った新元号「令和」。
この名前は他にも様々な議論を巻き起こしていました。
令の書き方です。
学校で習う漢字はカタカナの「丶」に「マ」でした。
基本的に手書きでも同様ですね。
しかし活字ではパソコンやスマホで打った通りの「一」に「刀」の「令」となります。
どっちが正しいのか?
文化庁は両方OKという発表が既にされていました。
令和の令の書き方はマ?どっちの漢字が正しい?文化庁の発表は両方OK!
(付)字体についての解説 文化庁にて
「第2 明朝体活字と筆写の楷(かい)書との関係について」
「2 筆写の楷書では,いろいろな書き方があるもの」
という項目があります。
その中にさらに以下のように分かれています。
(1)長短に関する例
(2)方向に関する例
(3)つけるか,はなすかに関する例
(4)はらうか,とめるかに関する例
(5)はねるか,とめるかに関する例
(6)その他
6番のその他に「令」と「マの令」がありました。
「いろいろな書き方があるもの」として発表しています。
なので、どちらでもいいよ!ということになります。
過去にはマでは駄目だった
どうやら下のような問題があったため、見解を国として発表したそうです。
役所等で名前の「鈴」の右側の「令」を「刀」でなく「マ」と書いて訂正される問題まとめ
かいつまんで説明すると、役所や郵便局で戸籍の電子化が進んだために、コンピューター通りの「令」でないと職員から訂正を求められる人が出てきたそうです。
住民票や免許証には活字体の「令」と表記されており、先日郵便局で私が書いた名前が本人確認の書類と違うため訂正してほしいと言われました。しかし今まで役所に提出する書類や、様々な契約の際には指摘された事はありません。
引用元:ヤフー知恵袋
本来の名前はマでも問題ないのに、それを訂正されるのは気分悪いですよね。
そうした経緯があったため、国が発表することになったのだとか。
令和を決める際は議論に上がったのでしょうか?
既に問題解決済みなので、あったとしても触れる程度だったかもしれませんね。
まとめ
令の書き方は過去に様々な経緯があったものの、「丶」に「マ」でも「一」に「刀」でもOKということでした。
役所に提出するときも「あれ?そういえばどっちだっけ?」とならずに済みますね。
もし役所の人が訂正を求めてきたら文化庁の見解ページを示すといいでしょう。
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