アベノミクスの部分的な効果もあってか、最近の日本は株価のみならず、都心では地価の上昇も見受けられます。
腕時計や宝飾品などもずいぶん高額なものが売れている様ですね。
デフレという言葉が消えはしませんが、リーマンショックの頃と比べると、世間の目もかなり
『高級品』に向けられる様になってきました。
それは飲食についても同じで、ミシュランで星を獲得する飲食店は、年々増加の一途をたどっていますし、
ワインやシャンパンでも『高級』の名を冠するものが目につきます。
そして・・・ビールも・・・「プレミアム」という言葉で高級志向の心をくすぐる商品が店頭に並んでいたりします。
「高級」「限定」「プレミアム」そして「世界初」・・・こんな言葉に、人間は弱いですよね~~(笑)
本当に、美味しいかはさておき、他の人が味わっていないものを味わっていると思うだけで、優越感にひたり、至福のひと時が味わえるのかもしれません。
今回は、そんな気になる『高級ビール』について。
そもそも『高級ビール』の基準や定義はあるのか。
また、「父の日」に贈ってみたい「高級(プレミアム)ビール人気ギフトランキング2019ベスト10」も国内だけでなく海外産にも目を向けてお届けしたいと思います。
個性あふれる世界中の高級ビール、どんなものが出てくるのか、楽しみですね!!
「『高級』と『普通』のビールの違いは?『高級』の基準はある?」
「高級ビール」と聞いて、その意味を正確に答えられますか?
私は、全くわかりませんでした。
聞き慣れない言葉ではないように思いますが、その正確な定義までは良く分からない、という方がほとんどではないでないでしょうか。
シャンパンの場合の『高級』とは?
例えば、「シャンパン」で考えてみますと、最高級品は、誰が何といおうと「ドンペリニョン」通称
「ドンペリ」でしょう。
実は、シャンパンには『ビンテージ』が少ないのです。ビンテージとは、ある決まった年に獲れたブドウのみを発酵させて作られたシャンパンのことです。
フランスのシャンパーニュ地方(ここで獲れたブドウで作られたスパークリングワインをシャンパンと呼びます)は、気候が不安定なため、収穫されるブドウの品質にもばらつきが出てきます。
すると、出来のあまり良くない年のブドウでシャンパンを作っても良いものが出来ません。
そこで、昔からとられてきた手法は、複数年のブドウをブレンドして一定の品質以上のシャンパンを作るという方法でした。これが一種のブランド戦略だったのです。
ちなみに、フランスは、シャンパンに使って良いブドウの品種まで法律で決めるほど、そのブランド化には国を挙げて最高レベルのこだわりを持ってきました。
「ドンペリニョン」には、ビンテージがついています。属にいう「〇〇年もの」というやつですね。
それだけ希少なものだからこそ、そこに高い値がつけられているわけです。
それならビールの『高級』は?
しかし、かたやビールは??というと、いくら高くても、さすがにドンペリのように「100万円」級のものは聞いたことがありません。
でも、調べたらあったんですよ!!
オーストラリアの「アンタークティック・ネイル・エール」というビールが、オークションでたった500㎖で「14万5千円」の高値がついたそうです。
世界で一番高いビール
ネイル・ブリューイングの
「アンタークティック・ネイル・エール」(約64,000〜14500円)このビールは、南極の氷山から氷を回収し、溶かした水を使用して醸造されたビールで、世界限定30本という希少価値もあって、ここまでの高値がつけられたらしい。 pic.twitter.com/KZrTQdwEpX
— Tippler Diary (@TipplersDiary) 2017年6月20日
しかし、これは極めて極めてまれな超レアケースです。
ビールが庶民的な理由
ビールが高いイメージが無いそもそもの理由は、ビールの主原料が、「大麦」であることが挙げられます。
麦は、コメと同じイネ科の植物ですが、このイネ科の植物は、恐ろしいほどの生命力と繁殖力を持ちます。
麦系は、世界中の多くの国のパン食文化を支え、コメ系は、同じく多くの国のご飯食文化を支えてきました。不思議と、地球上の麦とコメの自生数は、フィフティ・フィフティでほぼ同じだそうです。
強くて、多いからこそ、人類はこのイネ科の植物たちに助けられてきたのです。
それくらい、麦は世界中の色んな場所で獲れますし、ブドウほど産地が限定されたり、特定のブランド化がなされていません。ですから、超高級ビールなるものは、存在しにくいということなんですね。
結論:高級ビールとは?
前置きが長くなりましたが・・・実は「高級ビール」という言葉はあっても、正確な定義は「存在しない」のです。これが現実。
ですから、誰に訊いても、高級ビールの定義は、答えられません(笑)
各国やメーカーでそれぞれ独自の物差しの「高級」「プレミアム」などの定義を設けていて、それを売りに市場にリリースしているわけです。たとえば、先ほどの「14万5千円」のビールは、南極の氷を溶かした水で作られています。これが、「プレミアム~~!!」なわけなんですね。
「父の日高級(プレミアム)ビール人気ギフトランキング2019ベスト10!国産や海外産も」
それでは、お待たせいたしました。国産、外国産の個性あふれる「プレミアムビール」をランキングで
ご紹介して行きたいと思います。
【第10位】「ブルームーン 12本」
全米ナンバー1のクラフトビールです。
バレンシアオレンジに小麦、オーツ麦を加えた日本ではなかなか真似できない柑橘系のフルーティーなビールです。
【第9位】「フラーズ ブリュワーズ リザーブ NO.5 500ml/12本瓶イギリスビール 」
とにかく高い!!
500日間もウイスキー樽で熟成させたウイスキーを思わせる味わいのあるビールです。
イギリスならではの歴史と高級感あふれるビールで、お父様に至福のひと時を!!
【第8位】「グースアイランド ジリアン」
1本でこの値段!バブリーです!!
アメリカ発、日本初上陸!
白コショウ、はちみつ、そしてふんだんなイチゴを使った未体験のビールです。
上品なお父様にピッタリ!未体験ゾーンに入りこんで頂きましょう!!
【第7位】「『馨和 KAGUA』 Blanc 3本: Rouge 3本」
小麦を使った「白」とロースト麦芽を使った「赤」、紅白のボトルでともに和食に合ったビールというコンセプトに沿った味わいをお届けします。和食とビールが好きなお父様に是非!!
【第6位】「ヒューガルデン ホワイト 6本」
小麦を使ったホワイトビールです。
ビール通の厳しい舌とノドを満たし続けているベルギーを代表するフルーティーな味わいです。
【第5位】「サントリー ザ・プレミアムモルツ 350㎖48本 超音波サーバー2個、専用グラス2個付き」
通常の1.2倍の時間もつという神泡が体験できる超音波サーバーがついています。
これで、トック、トック、シュワーっと注いでお父様に飲んで頂くと・・・きっと「旨い!」しか出てきませんよ!!
あなたも一緒にご体験ください!
【第4位】「シメイビール&デュベルの豪華飲み比べセット」
ベルギー最高峰ビールのシメイと悪魔のビールとの異名のつく、モルトガットのデュベル。
ビール大国ベルギーの圧倒的人気を誇るビールセットです。
【第3位】「オラホビールキャプテンクロウ24缶」
国産ビールとしては、破格の1本800円超えです!
ワールドビールアワード世界一の味です。
浅間山麓の良質な水と最高級の麦芽、ホップ、酵母を使用してじっくり醸造した自慢の地ビールです。
【第2位】「サンクトビール 金賞地ビール4種4本飲み比べ」
ワールドビアアワードを始め、数々の栄誉ある賞を受賞しているビール職人渾身の個性豊かなクラフトビールの贅沢4種4本セットです。
日本のビールココにあり!という逸品の数々です。
【第1位】「イネディネット&スパークリングワイン」
最後は、特別にビールとスパークリングワインのセットです。
スペイン産の「イネディット」は、セレブのために一流シェフとソムリエがタッグを組んで生産されたクリーミーな泡と甘い酵母の香りが特長の超高級ビールです。
これが、マバムのスパークリングワインとのゴージャスな3本セットでワイン化粧箱に入って届きます。
セレブ感いっぱいで、お父様を満たして差し上げてください!!
「まとめ」
ここに紹介しきれなかったプレミアムビールがまだまだ、たくさんあります。
年を負うごとに親子の会話も少なくなってきがちですが、高級ビールの力も借りて、
少しセンスアップした、そして、踏み込んだ、思い出に残る父子水入らずの一夜を過ごしてくださることを切に願っております。
世界のお父様たちに、ありがとう、お疲れさま、そして、いつまでもお元気で!!
カンパ~イ!!
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