5輪日本代表に選ばれ、コパアメリカで大活躍の上田綺世選手。
点取りにとことんこだわったFWとして、日本の「攻め」を協力にサポートしています。
そんな上田綺世選手のプレースタイルのルーツはやはりお父さんにありました。
なぜなら上田選手のお父さんもまた、サッカー選手だったこと、そして上田選手の良き指導者として子供の頃から関わっていたのです。
この記事ではお父さんについて焦点を絞ってお届けしていきます。
上田綺世選手の父は上田晃さんでストライカーは親譲り！綺世選手がストライカーを目指したきっかけ
上田綺世選手のお父さんは上田晃さん。
社会人リーグでサッカーをしていた過去があります。
同時に綺世選手の所属していたクラブのコーチもしていました。
ちなみに綺世選手の歴代所属クラブは下記の通りです。
小学校…吉田ケ丘サッカースポーツ少年団
中学…鹿島アントラーズノルテジュニアユース
高校…鹿島学園高等学校
大学…法政大学
2019年…鹿島アントラーズ（特別指定選手）
どんな選手だったかと言うと、やはりバリバリに点取りにこだわるタイプでした。
なぜかというと、西ドイツ出身の得点王ユルゲン・クリンスマンに憧れていたからです。
…And the 1994 World Cup kicked off as Germany defeated Bolivia 1-0 thanks to a goal from @J_Klinsmann 🙌 pic.twitter.com/abR8Kii1YO
— Goal (@goal) 2019年6月17日
ユルゲン・クリンスマンは背番号18番にとてもこだわっていました。
なので、憧れていた晃さんも18番にもちろんこだわります。
参考：【背番号秘話】バッジョ、クリンスマン、サモラーノら名手はなぜ「18番」を背負ったのか？
そして上田綺世選手が小学校1年のときに社会人チームでハットトリックを決め、逆転勝利を収めました。
当時の綺世選手はハットトリックを決めて父が喜ぶ姿を見て、
「点決めたいな」
と思い、自分もサッカーを始める決心をしたそうです。
父・上田晃さんの指導スタイル
子供の時の綺世選手への指導スタイルとしてはとても厳しく、
「3試合全てハットトリックできなかったら家まで走って帰らせる」
とストライカーとしてノルマを課していたほどです。
そして綺世選手は見事全て達成したと語っています。
さすが綺世選手！
幼少の頃からストライカーとしての活躍は凄まじかったようですね。
その他にも、
「野球のグラウンドでピッチャーマウンドから思いっきりボール投げてホームベース上でトラップさせる」
「大人の練習に混ざって5号球を小学校の低学年でセンタリングにヘディングで合わせさせる」
といったスパルタぶりでした。
しかしこの厳しさには「ボールに対する恐怖心をなくさせていった。」という思惑がありました。
厳しいとはいえ、お父さんのハットトリックの姿が目に焼き付いていた綺世選手はストライカーとして成長することに嬉しさも感じていたのではないでしょうか？
お父さんも難題を次々クリアしていく息子を見て感極まる思いがあったことでしょう。
実際、子供の頃にサッカーを頑張る動機として「父に認められたい、褒められたいと思っていた」と語っています。
父親の晃さんは綺世選手をどう評価している？
そして父親から見た綺世選手は
「小学生の頃からいろいろ吸収しながらも軸の部分はブレていない」
「シュートで終わる形を常に意識している」
「FWとして点を取ることにこだわり続けているのはサッカーを始めた頃から変わらない」
さらにそんな綺世選手のことを笑顔で
「尊敬します」
と締めています。
綺世選手自身も日本代表にかける意気込みとして
「結局上田綺世が点を取る」
「毎試合必ず点を取るFWになる」
とやはりストライカーとしてどれだけ存在感を出せるか？というところにこだわっています。
お父さんは息子の試合は欠かさず見に行っているようで、見られている綺世選手としては
「結果を残さなきゃいけない使命感を感じている」
と話しています。
コパ・アメリカで見せた綺世選手のこだわりや活躍の裏にはお父さんという存在がとても大きく関わっていることが分かりますね。
やべっちFCにも顔出し出演で登場！
2019年5月12日にやべっちFCにも上田綺世選手とともに顔出し出演されていました。
正直なところ、顔はあまり似ていないような気もするので、綺世選手はお母さん似なのかもしれませんね。
お父さんは動画では一見優しそうな表情も浮かべていますが、試合を観察しているときの真剣な表情からは綺世選手への指導時の厳しさが窺われるようです。
そのときの動画はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?time_continue=24&v=VB3nelO0aGA
※音声はありません
まとめ
日本代表のキーマンとして頑張ってもらいたいですね。
ハットトリックを決め、周りを喜ばせた父のようになりたいと語っていた綺世選手。
彼がコパ・アメリカ、東京五輪に登場することで、両大会の楽しみが増えた人は多いのではないでしょうか？
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