特にMVNOで格安SIMを利用していると、解約時に余ったSIMカードが発生します。
このSIMカードは次回、同じMVNO事業者で再契約するときに利用することはできないのでしょうか?
実際にOCNモバイルに問合せて聞いてみました。
また解約後に余ったSIMカードはある方面で意外な使われ方をしていました。
そのあたりも紹介していきます。
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OCNモバイルの回答
結論から言うと、「一度解約したSIMカードは再契約時に再利用することはできません」とのことでした。
指定の返送先に返却するしかないようです。
技術的な問題でしょうか?と少し突っ込んで聞いてみたところ、「詳細は分かりかねますが、一度個人情報を紐付けたSIMカードは解約後は使えなくなります。返却をお願い致します」とのこと。
もし再契約したい場合は改めて新しいSIMカードを購入しなおして下さいということでした。
Amazonで買えば契約時の初期費用が抑えられますが、使い捨てのようでなんだかもったいない気がしてしまいます。
処分の方法は窓口の人は返送としか言いませんでしたが、クレジットカードのようにハサミで切って捨てている人も多いようですね。ただやはり資源が無駄になるとして、返却する人もいます。
郵送代と一手間が必要ですが、資源として再利用されると思えば、もったいない気持ちも少しは和らぎそうです。
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解約済みSIMの意外な利用方法
ここまでの話だと、解約済みSIMはゴミ同然で利用価値は一切無いように思いますが、意外な利用方法がありました。
それはスマホのSIM認識として使うというものです。
実際にネットオークションで解約済みSIMが取引されており、Amazonでも販売されています。
具体的な使用例としては
・旧型iPhoneのiOSアップデート(アクティベーション)
・アプリのSIMカード認証時(モバイルSuicaのSIM認証、ワンセグの機能制限解除など)
・SIMカードが入れられていないと利用が全くできないスマホ機種
これらの「契約状況の有無は問わない」SIMカード認識が必要な場面で活躍するということですね。
スマホを買い換えるときに古い機種はすぐに処分してしまう人やサブ端末(タブレットなど)を持たない人にとってはあまり意味がないかもしれません。
「SIMカードを新たに契約するほどではないけど、余った端末をSIMカード認識させて通常通り使えるようにしたい。」
そういうときには持っていると便利かもしれません。
人によってはこういった場面に備えてSIMカードの大きさ(標準、マイクロ、ナノ)を一通り揃えている人もいるようです。
もちろんSIMカードアダプターで代用することもできるかと思いますが、アダプターは端末によっては利用できないこともあるので、解約済みSIMを持っておくほうが、より確実な方法と言えるかもしれません。
まとめ
解約済みのSIMカードの再利用について見てきました。
返送するのが面倒な場合やサブ端末として旧機種を利用する機会が出てきそうな人はストックしておくと意外に役に立つ場面があるかもしれませんね。
私が実際に使っているおすすめsim
余談ですが、OCNを辞めて私が使っているのはエキサイトモバイルSIMです。
私がエキサイトモバイルにした理由は3点です。
- 従量制でお得に使える
- sim発行手数料3000円が無料になるキャンペーンを定期的にやっている(主に毎年新春3月頃)
- 縛りがない(データ専用simの場合)
特に1番目の「従量制でお得に使える」が重要なポイントです。
私はスマホでネットをまったく使わない月もあります。
そうしたときでもOCNは月額約1000円かかります。
エキサイトモバイルは従量制なので、使わない月は500円(+税)のみで大丈夫でした。
以下は私の請求書の半年分です。
請求月 | 支払額(税抜) | 通信量 |
---|---|---|
20190731 | 630円 | 30 MB |
20190831 | 500円 | 0 MB |
20190930 | 630円 | 20 MB |
20191031 | 880円 | 2843 MB |
20191130 | 880円 | 2689 MB |
20191231 | 660円 | 688 MB |
使用した月でも3ギガ未満なので、1000円以内に収まりました。
「動画などはあまり見ない」
「WEB閲覧やメールチェックが多い」
「外出先でたまに仕事に使うことがある」
という方にはお得に使えていいと思いますよ。
エキサイトモバイルはドコモの回線を利用していますが、回線をauやソフトバンクに選べるmineo
もおすすめです。
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