毎年、東京湾で一番早くに潮干狩りが楽しめると言われる富津海岸。
潮干狩り場、超激戦区の千葉にあって、その人気は年々高まる一方です。
富津岬からの富士山は、「関東の富士見100景」にも選ばれるほどの絶景でもあります。
行けば必ず期待に応えてくれる!?
「富津海岸潮干狩り2018年」についての
期間や時間、
混雑状況、や口コミ、
ハマグリも採れる??
そして、気になるトイレや駐車場についても
詳しくまとめてみました。
「千葉富津海岸(公園隣)潮干狩り2018年の期間や時間は?住所も」
まず、富津海岸潮干狩り場の住所は、
千葉県富津市富津2307-2です。
東京湾に突きだす富津岬にあります。
2018年のスケジュールは、
3月18日(日)~9月14日(金)までとなっています。
なんと、半年もの長きにわたって・・・!!
千葉は、国内有数の潮干狩りの聖地ですが、そのなかでも
先陣を切ってのスタートとなりますし、
9月まで潮干狩りが出来る所は、ほとんどありません!
潮干狩りのために海に入れる時間は、
季節や日付によってまちまちです。
たとえば、一番早くに海に入れる日で
午前6時があります。
7,8,9月に予定されています。
一番遅くまで入れる日で、
4,5,6月に午後7時までという日が、
何日かあります。
基本的に、干潮と満潮は1日のうちで2回やって来ます。
その内のどちらかで都合の良い干潮(引き潮)の時間帯を狙います。
具体的な時間は、潮見表を参照にしてみて下さい↓
富津海岸潮干狩り 潮見表
「潮干狩りの料金は?割引券はある?無料で潮干狩り出来る穴場はある?」
富津海岸では、漁業権の関係があり、
潮干狩りを無料でできる穴場は、ありません。
基本的に有料です。
ただ、この富津海岸は、
潮が引くとかなり広範囲にわたって
大量のしかも美味しい貝がザックザク採れるので、
安心して、落ち着いて、
払うものは払って、
その分たっぷり収穫して、
美味しく頂くことにしましょう(笑)!!
ちなみに・・・
数年前までは、東京湾観光連盟のホームページから
割引・特典券を印刷して行って提示すれば、
大人は5名まで100円引き・・・というサービスがあったようですが、
現在では残念ながら、行われていない様です。(今のところですが)
さて、その料金ですが、
個人と団体で少し値段が違います。
そして、昨年よりも大人200円、
小人は100円値上げになってしまいました!!
それだけ、人気があるということでしょうね。
【個人】
大人(中学生以上)・・・網袋付き 約2kgまで 2,000円
小人(小学生)・・・網袋付き 約1kgまで、1,000円
4歳~小学生未満・・・網袋付き 約1kgまで、800円
【団体】(30名以上)
大人(中学生以上)・・・網袋付き 約2kgまで1,900円
小人(小学生)・・・網袋付き 約1kgまで950円
4歳~小学生未満・・・網袋付き 約1kgまで800円
1kg超過ごとに1,000円かかります。
ちなみに海の家の休憩料金が、
大人(中学生以上)300円
小人200円
(団体の場合、大人が270円、小人が180円です)
※入場の時に、専用の網をもらえるのですが、
これがとても繊細で破れやすいそうなので、
大きな強い網かバケツを持参して、
引き上げるときに、専用網に移して精算する
という方法がおススメです。
「富津海岸潮干狩りの混雑状況や口コミは?」
年間12万人が訪れると言われる富津海岸です。
数字だけ見ると、エッ!!凄い人?!と思ってしまいますが、
前にも書きましたように、
約半年間も潮干狩りが楽しめるのと、そのエリアがとても広いので、
あまり混雑が苦にならないのです。
唯一気を付けなければならないのは「ゴールデンウィーク」。
寒くも暑くもなく、風薫る絶好の潮干狩りシーズンですから、
ココを狙って多くの人たちが押し寄せます。
純粋に潮干狩りを楽しみたいという方には、おススメしません!
そして、車で行く方は、潮干がりを終えた後が渋滞しますので、
(特に、東京・川崎方面のアクアライン入口周辺)
目の前の公園の方で、遊んだり、食べたり、ゆっくり過ごしてから
急がないで帰ることをおススメします。
(特に夏のシーズンは、バーベキューやジャンボプールなどおススメです)
逆に、チャンスはオープンしてすぐの、
3月下旬から4月上旬です。
世の皆様が、お花見に心を奪われている頃ですね(笑)
このころは、少し冷えますが、それさえ我慢出来たら、
まだ手付かずの貝たちが、ワンサカとたっくさん待っていますから、
お得感満載ですよ!!
口コミをご紹介しましょう。
「有料の潮干狩りは、初めて。
でもそのせいか、人がまばらで、思う存分、採ることができました。
ウハウハでした!
お手洗いは、洋式もあり、綺麗に整備されてました。
また、足や道具の洗い場、砂抜き用の塩水(持ち帰りOK)も用意されており、
さすが、有料施設と思いました。
これなら、幼児連れでも思いっきり楽しむことができますよ。」
洋式トイレは、嬉しいですね!
そして、やっぱりたくさん採れる様でワクワクします!
「潮干狩りを目的に行きました。混雑度合いが気になりますが、
GWは予想通りのメチャ混です。
潮見表を見て、コンディションが良くない日だと
浜はほとんど人で埋め尽くされます。
それでも貝は皆さん相応に収穫していたので凄いです。
2kgまでが入場料込みですが、混雑の中で一杯にするには約3時間ほどかかりました。
ただ、浜に近い駐車場は広いので車が停められないほどでは無いです。
ここは、若干入場料が高いですが、
収穫用の網が付いていたり、
持ち帰り用の海水が専用のタンクで用意されていたりと
初心者に優しいです。
熊手やサンダルなど道具も安価に販売してしまいました。」
やはり、ゴールデンウィークは覚悟が必要ですね!!それでも、大量に貝が採れる、
決してお客さんを裏切らない「富津海岸」です!
「ハマグリは採れる?レンタルの料金は?」
潮干狩りといえば、もっぱらアサリが主役ですが、
ここ富津海岸では、ハマグリをとることも可能です。
そのポイントですが、
まず、浜辺から海に向かって左側は、
砂質が荒く型の良いアサリが
多く隠れています。
アサリは漢字で「浅蜊」と書くごとく、とても浅いところ、
3~10㎝くらい掘ったところに生息しています。
そして、肝心のハマグリですが、
浜辺から右側でややアサリよりも沖合、
砂質がさらさらと細かい場所を好みます。
少し、深めに掘って根気よく探すことが大事です。
一度見つかると、その周辺にかたまって生息しているので、
たくさん採れることも期待できます。
ただ、アサリに比べると、
特に初心者には難易度が高いので、ハマグリを見つけたという人を見つけて、
そこを重点的に掘る方が早いです(笑)。
ちなみに、
「ハマグリ」は、2012年から環境省のレッドリストに追加された
「絶滅危惧種」なんです。
特に日本産は、食べてはいけないものではないのですが、とても貴重な生き物です。
(スーパーなどで流通しているものは中国、韓国産のものも多くこれはまた別です)
お子さんと潮干狩りに行ったときは、こんな事も少しお話してあげるといいかもしれませんね。
レンタルについて
富津海岸では、基本的に個人に向けたレンタルサービスはありません。
(トイレ、休憩所、更衣室、コインロッカーはあります)
団体向けに、熊手のみ100円でレンタルしてくれます。
「駐車場やトイレなどの場所は?」
富津海岸は、潮干狩りのお客さん用に、
無料駐車場を8か所も完備しています。
潮干狩り場には、
「中央出入り口」と「東側出入り口」がありますが、
第1駐車場から少し離れた第8駐車場まで海岸沿いに、
分かり易く、ズラ~っと並んでいます。
たっぷり1,200台分。
(お問い合わせ 0439-87-2233)
もし、すべての駐車場が満車の場合は、
富津公園の無料駐車場もありますから、
ご利用ください。
トイレは、
「中央出入り口」近くと、
「東側出入り口」近くにもあります。
しかも洋式も完備していますし、
潮干狩り場からすぐなので安心です。
「まとめ」
「貝が多く採れておいしい」
「あまり混まない」
「子供がいても安全、安心」
「潮干狩り以外も楽しめる」
どう考えても、イイこと尽くめの
「富津海岸」です。
今まで、潮干がりはちょっと・・・
と足の向かなかったビギナーの方でも、
富津海岸なら安心。
きっと、また行きたくなりますよ。
あまり混まない時を狙って、
ゆっくり楽しんで来られては如何でしょうか。
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