春日大社の万灯籠は、約800年前から、貴族や武士など、様々な人に寄進された春日大社の灯籠に明かりが灯る荘厳なお祭です。
春日大社内には釣り灯籠が1000基、石灯籠が2000基あり、全てに明かりが灯る光景は圧巻の一言です。
見どころは、境内全てといってよく、石灯籠が並ぶ参道から釣り灯籠が本殿まで、幻想的な雰囲気に包まれます。
境内に屋台は出ませんが、一之鳥居の外には、この時期屋台が並びます。
一番のおすすめは廻廊の内側で、春日大社のポスターなどにもよく使われる撮影スポットで、釣り灯籠がぎっしり並んでいます。
15日には近くの東大寺でも万灯供養会が行われるので、14日のほうが比較的すいていますが、それでも混雑します。
この記事では万灯籠の
日程
駐車場や交通規制情報
混雑具合や混雑を避ける方法・穴場
おすすめ宿泊先とその理由
万灯籠(春日大社)の2019年の日程や時間は?
毎年8月14日、15日開催です。
両日とも時間は19時頃~21時30分までです。
お祭の期間中も、普段通り500円の参拝料で本殿の回廊を巡ることもできます。
万灯籠(春日大社)の日程や時間
日程:8月14日、15日
時間:19:00頃(燈籠点灯)~21:30(閉門)
拝観料:500円、3000円以上の初穂料で献燈可
場所:14日…直会殿(舞楽)・境内一円、15日…直会殿(神楽奉納)・境内一円
参照:春日大社の年中行事
万灯籠(春日大社)2019の駐車場や交通規制情報は?
奥まった場所にある春日大社でのお祭ということで、お祭の規模のわりに規制は少なめですが、春日大社、東大寺周辺は19時30分から21時ごろにかけて通行止めになります。
車では近づけないと思っておくほうが良いと思います。
春日大社には専用の駐車場がありますが、普段から大人気の観光地なので混雑しています。
万灯籠は、夜のイベントということで、かなり早い時間に行けばとめられる可能性がありますが、帰りは間違いなく車は動きません。
奈良公園付近の駐車場も大混雑必死で、公共交通機関を利用するのがベストです。
公共交通機関であっても、例えばバスやタクシーも上記時間帯なら春日大社に近づくことができないので注意が必要です。
お祭の入り口である一之鳥居へは、JR奈良駅、近鉄奈良駅どちらからでも徒歩で15分ほどなので、電車での訪問をおすすめします。
車で訪ねる場合は、一つ手前の駅、近鉄ならば新大宮駅付近、JRならば京終付近の時間貸しの駐車場を利用するのが良いと思います。
万灯籠(春日大社)2019の混雑具合や混雑を避ける方法・穴場は?
SNSで映えることから、春日大社万灯籠は年々人が増えています。
世界文化遺産に登録されている神社なので普段から人気のスポットですが、参拝者の数に対して境内がそれほど広くない上に海外からの訪問客が多いのが特徴で、お盆の時期に開催される万灯籠は大混雑します。
また、このお祭は、ゆっくり写真を撮りたい人が多く、人の流れが緩やかなことも特徴です。
写真を撮るのが目的でない場合は、流れに沿って歩くことがベストです。
また有料の回廊内の特別参拝は時間帯によっては、多少余裕を持って歩けることもあるので、そちらへ回るのも一手です。
当日は21時30分に閉門するのですが、終了間際にかけて少しずつ人が減ってきます。
やや忙しくなりますが、写真は後にするなど、工夫をしないと人ごみに紛れていたら時間切れという残念な結果になることがあります。
もう一つのプランとしては、参道を中心に見て回るというものです。
一番混雑する本殿付近を避けても厳かな雰囲気を味わえるので、参道の灯籠をじっくり味わうのも良いものです。
万灯籠(春日大社)2019のおすすめ宿泊先とその理由は?
奈良県は、宿泊施設の数が少ないことで知られています。
しかし、観光客が多いので、特にこの万灯籠開催の時期には、奈良公園で大きなイベント燈花会も行われるため、早い時期からの予約が必須となります。
万灯籠は夜のお祭なので、万灯籠をメインとしたプランを組むなら、ホテルは奈良県内にこだわらなくて良いです。
春日大社の最寄り駅近鉄奈良駅は、大阪難波から電車で乗り換えなし、JR奈良駅も天王寺や梅田から電車一本で1時間くらいのアクセスなので、宿泊施設の多い大阪市内に宿泊するのも一つの選択肢です。
奈良のお祭だから、やはり奈良の雰囲気を味わいたいと思うならば、断然老舗の奈良ホテルをおすすめします。
ヘレンケラー、アインシュタインといった世界の有名人も宿泊している名門中の名門ホテルです。
奈良ホテルからは、春日大社一之鳥居へ徒歩約5分です。
奈良を存分に味わえるうえに、お料理、サービス、雰囲気など、どれをとっても超一級品で、とっても贅沢な気分に浸れます。
まとめ
万灯籠の美しい景色に心を奪われることは間違いありません。
その分混雑などもしますので、ここで挙げた対策をできる限りし、旅行をトータルで快適なものにすることをおすすめします。
ぜひ、素敵な思い出にしてください。