季節

博多祇園山笠2019の日程は?混雑具合や穴場は?駐車場や交通規制も

福岡(博多)の街を歩いていると、大きな飾り山を見かけることがあります。
今年も暑い夏が始まったなぁとしみじみ感じる瞬間です。

そして同じ頃、テレビでは連日のように山笠に関連する話題が取り上げられます。

これが、博多の夏を盛り上げる「博多祇園山笠」というお祭りの期間に突入したという証です。

さて、この博多祇園山笠ではいったいいつ、どこでどのような行事が行われるのでしょうか。

「飾り山」とは、いったいどこに行けば見ることができるのでしょうか。
「追い山」以外でも、博多の町を舁き山を舁(か)いて走る日があると聞いたけれど、本当なのでしょうか。

そこで今回は、博多祇園山笠2019における

 ・日程やスケジュール
 ・駐車場や交通規制
 ・混雑具合や穴場
 ・インスタ映えスポット
 ・おすすめの宿泊先

についての情報を集めてみました。

気になる行事を見物に行くも良し、スケジュールの都合がつく日を選んで見物するも良し。

ぜひ、博多祇園山笠で2019年の夏の始まりを感じてください!!

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博多祇園山笠2019の日程やスケジュールは?

まずは博多祇園山笠2019の日程及びスケジュールについてまとめておきましょう。

基本的に博多祇園山笠で行われる様々な行事は毎年日にちが変わりません。
とはいえ、当然のことながら曜日は異なるわけですから、しっかりとスケジュールを確認しておきましょう。

やはり、週末に当たった行事には多くの人達が見物にやってきますから、それ相応の備えが必要になるかもしれませんね。

はじめに、2019年の博多祇園山笠の日程を、福岡市内各所で行われる行事の中でも中心となる櫛田神社の位置と合わせて確認しておきましょう。

博多祇園山笠2019年日程と櫛田神社位置

<2019年日程>

7月1日(月) 〜 7月15日(月)

<MAPで確認する櫛田神社位置>

次に、期間中に行われる各々の行事のスケジュールを確認していきましょう。

博多祇園山笠2019スケジュール

7月1日(月)〜7月14日(日)飾り山一般公開

博多祇園山笠は大きく分けると、豪華で美しい山を見て楽しむ「飾り山笠」と、豪快で勇ましい男集の迫力を楽しむ「舁き山笠」の2つがあります。
「飾り山一般公開」とされるこの期間には、福岡市内(主に博多を中心)に多くの飾り山が公開されるので、それぞれの場所の飾りと解説をチェックして歩き回るのも山笠の楽しみ方の1つです。

2018年には14もの飾り山が建設されました。
現時点では2019年の飾り山の情報は公開されていません。
参考までに飾り山が建設された場所を示す「2018年度山小屋マップ」をチェックしてみてください。
おそらく2019年においても、大きな変更はなく飾られることと思います。

<2018年度博多祇園山笠 山小屋マップ>

出典:山笠ナビ https://www.hakata-yamakasa.net/

7月1日(月) 注連(しめ)下ろし

舁き山笠では「流(ながれ)」と呼ばれる7つの集団があります。
祭りの初日となるこの日には、その舁き山の流(ながれ)区域を清める行事があります。

7月1日(月) ご神入れ

飾り山に神を招き入れるための神事で、櫛田神社の神官が各所の飾り山笠を回ります。
これが終わると、いよいよ飾り山笠の一般公開が始まります。

7月1日(月)7月9日(火) お汐井(しおい)取り

やはりお祭りの初日は行事が目白押しですね。
7月1日には法被に締め込み姿となった各流(ながれ)の当番町の人々や役員達のみで、7月9日には各流(ながれ)の舁き手が総勢集まり行われます。

お汐井取りでは、約6kmの「お汐井道」を駆けて箱崎浜まで行き、汐井(清めの真砂)を持ち帰るために升や竹ひごで編んだカゴに入れます。
おおよそ18時頃から19時過ぎにかけて箱崎浜に到着するようです。
その後、箱崎宮で祭りの安全を祈願し、走って櫛田神社へと参拝に行きます。
下の動画は2018年の当番町におけるお汐井取りの映像です。
毎年ながらこのニュースが流れると「いよいよ山笠が始まった!」と実感させられます。

【動画】2018年博多祇園山笠『当番町お汐井取り(ダイジェスト)』 

出典:山笠ナビ https://www.hakata-yamakasa.net/

7月10日(水) 流舁き(ながれかき)

この日にようやく舁き山が登場します。
7月1日から9日までの間は「静」の期間と言われ、この流れ舁きを境にいよいよ「動」の山笠期間に突入です。
その年最初の舁き回りとなるだけあって、舁き手の気合と緊張感もたっぷり感じられるのが魅力です。
それぞれの流(ながれ)の区域内を舁き回りますが、コースも毎年一定ではなく、舁き出し時刻も流(ながれ)ごとに異なるので関係者に聞く以外はなかなか見物するのは難しいように思われます。
ですが、山笠では舁き山が走るときに「勢い水」が豪快に振り撒かれるので、舁き山が通った後には道路が濡れています。
これらを参考にしながら「オイサ!オイサ!」と響き渡る大きな掛け声を追って探し回るのも楽しみ方の1つかもしれません。

7月11日(木)午前 朝山笠

7月1日に山笠が始まり、 7月10日の流舁きまでなかなか山が動かないと思っていたのも束の間、ここからは連日のように山を舁いて回る行事が続きます。
朝山笠では、前日の流舁きで舁き山が走って半日経つか経たないかの早朝5時から各流(ながれ)それぞれの流域を舁いて回ります。
この日だけは、子ども達が台上がりできる唯一の日でもあり、フィナーレの追い山と同じような早朝の時間帯ではあるものの、見物する人は少ないのでゆっくりと堪能できそうですね。

7月11日(木)午後 他流舁き

早朝から行われた朝山笠から10時間ほど経った頃、次は自分の流域から出て、他の流(ながれ)の流域に舁き入れする陣中見舞いのような行事が行われます。

流(ながれ)によっては、他流舁きをせずに自分の流域内を舁きまわる流舁きを行ったり、自分の流域の外に出られる機会ということで、櫛田神社に舁き入れてフィナーレの追い山の真骨頂でもある「櫛田入り」の練習をすることもあります。

7月12日(金) 追い山ならし

午後3時59分、フィナーレの「追い山」のリハーサルともいえる「追い山ならし」が始まります。
「追い山」よりもコースは少し短く、

櫛田神社から奈良屋町にある廻り止め(ゴール)までの約4kmのコースを舁いて走ります。

リハーサルとはいえど、タイムを計るので本番さながらの迫力を味わうことができます。
早朝の追い山とは異なり、日中に行われるのでこちらの見物の方が都合がつきやすいという人もいるでしょう。

7月13日(土) 集団山見せ

午後3時30分、7つの流(ながれ)すべてが集まり、福岡市役所前に用意された桟敷席を目指して動き始めます。
コースは呉服町交差点〜福岡市役所(天神)までの約1.3kmの道のりですが、この日は市長や著名人、地元の財界人などが台上がりするため、見物客も多く、2019年に関しては土曜日ということもあって、例年以上の混雑が見込まれます。

7月14日(日) 流舁き

フィナーレである「追い山」の前日、この年最後の「流舁き」が行われます。

「追い山」ではベテラン勢を中心に台上がりや舁き手を担うので、この日に若手に経験を積むチャンスを回す流(ながれ)があったり、本番前に備えた最終調整を行うなど、大事な時間を過ごすようです。
2019年は日曜日となるので、多くの見物客で盛り上がりを見せることでしょう。

7月15日(月) 追い山

午前4時59分、いよいよ博多祇園山笠のフィナーレ「追い山」がスタートします。
桟敷席は事前に券を購入できた人だけの特等席ですが、座席指定ではないため、前日のお昼頃から入場待ちで並ぶ人もいるほどの人気ぶりです。
この「追い山」及び12日の「追い山ならし」のコースや内容については次の記事で紹介していますので、合わせてチェックしてください。

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博多祇園山笠2019の駐車場や交通規制は?

さて、博多祇園山笠のスケジュールを確認したあとは、見物に行く際の駐車場や交通規制についてチェックしておきましょう。

駐車場について

まず、期間中のどの行事を見るかによって場所も異なりますし、動き回る舁き山を追うつもりであれば、スタート地点に停めるのか、ゴール地点に停めるのか、中間地点に停めるのかによって異なってきます。
これらの観点からも「ここの駐車場がオススメ!!」というよりも「ここが許容範囲でしょう!」といった紹介をしていきますね。

駐車場ポイント1:櫛田神社周辺の駐車場

櫛田神社周辺の駐車場であれば、どの行事を見物するにしても移動しやすい場所であることがほとんどです。
下のMAPで表示されている駐車場を参考に、自分が目指すポイントとの位置を確認してみてください。
たとえば、追い山の廻り止め(ゴール地点)はホテルオークラ方向にある須崎町付近となりますが、博多の古きよき町の風情と現代の街並みの両方を楽しみながら歩けば中心の櫛田神社だけでなく、反対側の上川端商店街側のほうまで歩いてもさほど苦にはなりませんよ。

駐車場ポイント2:天神地区または博多駅周辺

当然ながら、上で紹介している櫛田神社周辺の駐車場は満車の可能性が高くなってきます。
行事開始時刻よりもかなり早くから備える場合を除いては、天神地区や博多駅周辺の駐車場を利用するのもいいのではないでしょうか。
天神地区には多くのデパートなどの商業施設があるため駐車場も多いですし、博多駅周辺やキャナルシティ博多周辺もまた、多くの駐車場があります。

天神地区や博多駅からは地下鉄空港線を利用すれば
「天神駅―地下鉄中洲川端駅―地下鉄祇園駅―博多駅」
とつながっているので、中洲川端駅または祇園駅で降りて櫛田神社周辺を目指すことができます。

ちなみに私が十数年前に追い山を見物に行った際の例ですが・・・

JR博多駅 → 徒歩で大博通へ移動し追い山見物 → 中洲川端商店街を歩きながら徒歩で天神地区へ移動 → デパート開店時刻までカフェでコーヒータイム

といったように、駐車場も地下鉄も利用することなく歩き続けました。
日頃から歩きなれている人には無理ではない距離とは思いますが、お子様連れの場合や、不慣れな人は潔く地下鉄を利用しましょう。笑

ですが、博多駅 ⇔ 櫛田神社 の間は、近くはないものの徒歩圏内だと感じます。
できるだけ、公共交通機関を利用することをオススメします。

※追い山当日の福岡市営地下鉄では、午前3時台から5時台に臨時列車を運行しています

駐車場予約サイトを利用

事前に駐車場を予約できるサイトを利用して、安心してお出かけ!という手もありますね。
もちろん、イベントがある日はすぐに埋まってしまうこともありますが、チェックしておいて損はありませんよ。

駐車場予約サイトakippaはこちらから

交通規制について

次に、交通規制についてチェックしておきましょう。

例年、交通規制は7月12日の追い山ならし、7月13日の集団山見せ、7月15日の追い山で行われます。

現段階では、2019年の公式な情報は出されていませんが、2018年の規制図を参考に、お出かけの予定を立ててください。


出典:博多祇園山笠公式サイト 

※画像をクリックすると大きい画像のあるPDFページに遷移します。

【参考】2018年博多山笠交通規制図(こちらからもPDFをダウンロードできます。)

博多祇園山笠2019の混雑具合や穴場は?

さて、このような人気のあるイベントに参加する際に最も気になるのは、混雑具合や穴場ですよね。

結論から言うと・・・

「追い山ならし」と「追い山」は平日であっても大混雑します!!

特に、櫛田神社付近には「櫛田入り」をひと目見ようと多くの人で賑わいます。
見物客はもちろんのこと、舁き手や流(ながれ)の関係者なども多いので、スタートの何時間も前から場所取りをしなければ、目の前で見ることは難しいかもしれません。

どうしても「櫛田入りを見たい!」という人は6月26日に販売される桟敷席のチケットを入手すべきですが、もちろんこちらを入手するのも困難を極めます。
購入のために何時間も並ぶという人もいるようなので、いずれにしてもかなりの覚悟と根気が必要でしょう。

では、「追い山ならし」や「追い山」での穴場ポイントはどこにあるのでしょうか。
まずは、次のコースマップを確認してください。


出典:博多祇園山笠ナビ

私のおすすめの穴場は
博多駅から地下鉄祇園駅-地下鉄呉服町駅-福岡国際会議場方面へとまっすぐ伸びる大博通り
です。
道路が広いので、舁き山の邪魔にならないこと、人混みをかき分けやすいので次のポイントに移動しやすいことが理由です。
例えば、地下鉄祇園駅付近で1番山笠から7番山笠までを見届けた後、大博通りを国際会議場方面へと歩き移動します。
地下鉄呉服町駅付近や蔵本の交差点付近でもまた、上呉服町、下呉服町側を回っていたいくつかの舁き山と遭遇できることもあります。
とにかく、大博通りは移動しやすいことが一番のメリットです。

混雑は必須ですが、見所のあるポイントとしておすすめなのは須崎町の廻り止め(ゴール地点)です。
ここでは各流(ながれ)のタイムを確認することができますし、最後の力を振り絞る男集の姿もまた感動的です。

また、舁き手の技術を見たいという人には、コース上にあるいくつかの曲がり角がおすすめです。
あの大きくて重たい舁き山を遠心力に負けじと歯を食いしばる舁き手の姿は本当に勇ましく、その技術にもまた感動させられることでしょう。

とにかく、どこに行っても混雑は免れません。
どのシーンを見たいかを定めて自分のベストスポットを探してみてください!

博多祇園山笠2019のインスタ映えスポットは?

インスタなどのSNSを利用している人にとって、せっかくならインスタ映えするような写真を撮りたい!と思うのではないでしょうか。

次は、インスタ映えを狙えるポイントをチェックしていきましょう。

インスタ映えポイント1:櫛田神社の桟敷席と舁き山

言うまでもなく、櫛田神社での舁き山の姿は映えますが、桟敷席をバックに撮ることができれば迫力や盛り上がりを感じることができますね。
ただ、桟敷席などで見物している一般の方々が映り込むことになってしまうので、ぼかし調整などの技術を生かした撮影をする方が望ましいですね。

インスタ映えポイント2:大博通り

大博通りは道路の横幅が広いので、舁き手も勢いよく思いっきり走ることができ、最もスピードを出せる場所でもあります。
その迫力のある姿の後方に博多駅が映り込む形で撮影できれば「博多のお祭り行ってきました!」感が溢れる写真になるのではないでしょうか。

インスタ映えポイント3:博多駅の飾り山

飾り山は行事のない日、時間帯であっても撮影が可能なので、日程の都合上、舁き山の動く行事を見物することができない場合でも撮影することができます。
どの飾り山もそれぞれにすばらしく魅力がありますが、飾り山の大きさを実感させられる写真を撮るには、博多駅の飾り山がおすすめです。
下から撮って2階、3階の高さへと延びる飾り山の姿もいいですし、上の階から見下ろすように撮影するのも、飾り山の大きさが伝わりそうですね。

博多祇園山笠2019におすすめの宿泊先は?

博多祇園山笠には、地元の人々だけではなく、他県からも多くのファンが見物に訪れます。
特に「追い山」は早朝から行われるので、前日から宿泊して訪れる人も多くなってきます。
そうなると、祭り見物に都合の良い場所は満室になるのも早く割高にはなりますが、次の宿泊先を参考にぜひ前泊で博多の街を堪能してください。

ホテルアクティブ!博多

博多駅から徒歩約4分、櫛田神社へももちろん徒歩圏内。
おすすめの見物スポットでもある大博多通りも、すぐお隣の通りなのであっというまに到着です。
温泉があるのが何よりも魅力。
ですが、山笠祭りの中心に近い場所でもあるので、7月14日(日)の宿泊は、普段の日曜宿泊料金よりも割高ではあります。
ただ、本当に便利でキレイな宿泊先です。

ホテルアクティブ!博多

静鉄ホテルプレジオ博多駅前

こちらも博多駅すぐそばの便利な場所です。
櫛田神社や大博通りには若干離れますが、徒歩圏内ではあります。
博多駅には、新幹線はもちろんのこと、高速バスセンターも近くにあり、福岡空港へも地下鉄で10分で行ける場所なので、遠方から訪れる人にとっては大変便利です。
7月14日(日)は多少割高にはなりますが、新しくてキレイなホテルですよ。

静鉄ホテルプレジオ博多駅前

まとめ

いかがでしたか?

博多の夏の始まりを告げる博多祇園山笠。
あの華やかで豪快なお祭りを実際に目にすると、本当に鳥肌が立つような想いがします。

田舎に住む両親に、この山笠を体験させてあげたいと思う反面、混雑する中を連れて回れるだろうかという不安があるのも正直なところ。

ですが、その場で体感する地鳴りのような掛け声と迫力には本当に感動させられます。
しっかりと攻略を練って、今年は両親と見物に行ってみようかと思います。

あれも観たい、これも観たいと欲張ってしまうと人混みにも揉まれて何もできなくなってしまいます。
みなさんも、どの行事のどのようなシーンを観たいのかなどを決めてポイントを絞って挑みましょう!
そして、あの勇士を目に焼き付けて、舁き手と一緒に盛り上がりましょう!!

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