毎年3月中旬から4月にかけて、高知県香南市香我美町で行われる「西川花祭り」。
「まるで絵に描いたよう」と言う表現がぴったりなそれはそれは美しい、
日本の春を代表するような原風景が目の前に広がります。
春を語るに欠かせない花々が、見事に調和して、互いを邪魔せず、百花繚乱、惜しみなくその魅力を発揮して、魅せてくれます。
この風景があれば、何もいらない・・・きっと誰もが、そう口にすること間違いなし、です。
そんな「西川花祭り2019」の日程や見頃、また咲く花の種類やグルメ、アクセスと駐車場情報。
さらに、インスタ映えするポイントからおすすめ宿泊先まで、くわしくご紹介したいと思います。
「西川花祭り2019の日程や期間、時間は?花の種類や食べ物も紹介!」
2019年の日程は、開花状況を見ながらなので、残念ながら2月14日時点でまだ発表されていません。
随時、ご自分でチェックをされてみて下さい。
(問い合わせ先は、「一般社団法人 香南市観光協会」 TEL0887-56-5200 までどうぞ)
ただし、だいたい毎年3月中旬の土日から2週間が目安です。(開花が遅れて、期間延長、
異例の3週間という年もありました・・・、また、なぜか1週間で終了の年も(汗))
ですから、今年は、
「3月17日(土)、18日(日)~3月31日(土)、4月1日(日)」
あたり、と勝手に予想します!!
時間は、例年、午前10時から午後4時までです。
そして、肝心の花の種類ですが、この香南市は、「ハナモモ」で有名です。
ハナモモは観賞用に品種改良されて広がってきたものだそうです。
とっても、鮮やかな発色で、見映えがします。
ソメイヨシノや八重桜とともに、約800本にものぼる木々がもてなしてくれますよ。
また、地元「西川地区集落活動センター」の皆さんが、手作り感満載で出迎えて下さる出店があります。
土日限定ですが、四国名産のうどん、おでん。
山菜入りの混ぜご飯やお寿司、コーヒー。
そして、何といっても、みかんアイスにシャーベットが、美味しいと評判なんです!
ここ香南市香我美町は、「山北みかん」の名産地。
温暖な気候で、育まれたみかんは、とても糖度が高いのです。
その山北みかんで作ったアイス、これは食べないと損ですね!
「西川花祭り2019の見頃(見ごろ)や開花時期は?」
西川花祭り2019の見頃は、開催日程をよく調べたうえで、その後半に行くことをおススメします。
それは、春の象徴である桜の開花時期がその頃になると思われるからです。
主催者側も、出来るだけ桜を観て欲しいと思って、花祭りの時期を模索しているようですし・・・
ただ、西川花祭りの魅力は、「菜の花の黄色」「桃の桃色」「桜のピンク」そして、「山の緑と空の青」
これらが絶妙にマッチするところです。
そう、こんな感じで!!
あまり遅すぎると、桃の桃色が弱くなる可能性があります。(菜の花は、結構強いので大丈夫でしょう)
ネットの解説やコメントで、『八重桜』と紹介されている花は、恐らく桃の間違いです。
というのも、その八重桜と言われている木の横で、ソメイヨシノが2分咲きくらい・・・
これは、基本的にありえません。八重桜は、ソメイヨシノが咲いた後に咲くからです。
だからこれは、恐らくですが、桃と思われます。
桃は、多くの花が、枝にしっかりくっついた形で咲くのが特徴!
桜は、枝から少し花柄が垂れるように咲くのが特徴!この違いで見分けます。
そして、桜とは違う桃独特の「桃色」があるのです。
あまり遅くなると、これがあまり見られなくなるのが心配ではあります。
「アクセスや駐車場は?」
電車の場合は、地元の方以外は、基本的に「JR高知駅」を目指してください。
「高知駅」からは、「JR土讃(どさん)線」で、5駅目、20分弱で「後免(ごめん)駅」経由、
「土佐くろしお鉄道、こめん・なはり線」で3駅、約9分で「のいち駅」へ。
「のいち駅」から、香南市営バスに乗り「中西川」の停留所で降りて下さい。バスは約25分です。
ちなみに、市営バス当局からは、「バスに乗るときは、早めに手を挙げて運転手に乗車に意思表示をして下さい」とのメッセージがあります。う~ん、ローカル色があっていいですよね!
気をつけないと、止まってくれずに置いてきぼり・・・もありえます(汗)
飛行機を使う場合は、「土佐龍馬空港」まで行きます。
空港から「連絡バス」か「とさでん交通バス」で「高知駅」まで約34分です。
「高知駅」からは、上記の方法を使ってくださいね。
車の場合は、高知東部自動車道の「香南香我美i?」下車、県道「227号線」から「30号線」を北上すると、道沿いにあります。
駐車場は、西川公民館が、ありますが、スペースには限りがありますので、気を付けて下さい。
あとは、近くの「君子方神社(くしかた、と読みます!)」にも少し止められるスペースがあります。
そして、この美しい原風景をいつまでも守るために、ゴミは必ず自分で持ち帰ってくださいね!
「インスタ映えポイントや画像、写真もチェック!」
さて、この世界にも誇れそうな桃源郷とも言える映像の数々です!
まず、これをどうぞ!なんだかワンダーランドの入り口の様ですよね。
西川花祭り🌸🍃 2017/04/09#高知 #香南市 #花 pic.twitter.com/TtmJ7s5osw
— 土佐春? (@usaretimay) April 10, 2017
どんなアングルがいいか、迷ってしまいそうです!
香南市の西川花祭り♪見頃ですhttps://t.co/67EOKfhEuf#kochi_tabi pic.twitter.com/oyIBGjS3RW
— こうち旅広場おもてなしスタッフ (@kochi_tabi) April 6, 2017
そして、インスタ映えするポイントです。やはり、少し引きで撮って、桃、桜、菜の花、青空・・・
これは絶対おススメです!
この誰も立ち入ってないない感じもいいですよね~
遠近を強調するのも、プロっぽくて、Goodです!!
この先に何が待ってるの??っていう感じもおススメ!
そして、上からもなかなか・・・いいもんですね~
「ライトアップはある?近隣でおすすめの宿泊先は?」
西川花祭りは、残念ながら、ライトアップまではありません。
本当に、まだ手付かず、といった場所で、そこまで手は届かない様ですね。
そして、夜というよりは、昼間の風景を充分楽しんで下さい、という場所です。
菜の花や 月は東に 日は西に 与謝蕪村
というくらいの時間帯になったら、高知駅付近まで戻って、高知名産「カツオ」を頂きましょう。
(初ガツオには、少し早いのが残念なところですが・・・でも食べる価値は充分あります!)
普通のタタキ、に加えて、塩タタキやポン酢タタキ、なんていうものもあります。
タタキを海苔で蒔いたお寿司もあります。
そして、そのまま「高知駅」付近のホテルに宿泊、というのはどうですか?
「ホテル日航高知 旭ロイヤル」
文句なしの一番人気です!
アップグレードの夜をお約束します。高知の街や山が一望でき、大浴場も完備。
大人2名で、11,800円~は、かなりリーズナブルです。
高知市九反田9-15 予約電話088-885-5111
詳細はこちら→ホテル日航高知 旭ロイヤル
「三翠園」
敷地内には、重要文化財である旧山之内家の珍しい武家長屋がある土佐の歴史ロマンあふれるホテルです。
天然温泉の大浴場、露天風呂もあり、こちらも質の高いおもてなしが待っています。
ウッドフロアーの洋室がおススメです。
少し、お高めですが、大人2名で、16,200円~
高知市鷹匠町1-3-35 予約電話088-882-0145
詳細はこちら→高知城下の天然温泉 三翠園(さんすいえん)
「高知パシフィックホテル」
最後は「高知パシフィックホテル」です。
ここは、特別何かがあるわけではない、普通のシティーホテルです。(全室シモンズ社のベッドです!)
でも、とにかく駅までが近くて便利、わずか2分です!!そこを重視する方にはおススメです。
大人2名で8,000円~で、かなりお安いです!
高知市駅前町1-15 予約電話088-844-0777
詳細はこちら→高知パシフィックホテル
「まとめ」
色の三原色は、「イエロー」「マゼンタ」「シアン」です。
つまり、黄色、赤紫、青緑。
この3色が同時に見られるのが、「西川花祭り」です。
この彩りに触れるとき、人は、本能的に、癒され、落ち着き、感動を覚えるのかもしれません。
画像ではなく、この貴重な桃源郷の風景を直接その目で見てこられては如何でしょう。
そして、時間があるなら、スマホでパチリ、だけでなく、スケッチをしてみるのも
良い思い出になるのではないでしょうか。
美しい景色を堪能した後にその地で一夜を過ごせば、さらにいい思い出になることでしょう。
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